節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2019年7月28日

盂蘭盆会法要近づく
今年も炎暑の季節の到来とともに、盂蘭盆会が近づきました。本堂では、例年のように8月15日の朝8時から、盂蘭盆会法要をお勤めします。講師は、龍谷大学日本文学科の教授 和田恭幸先生です。先生は、近世文学のご研究からお説教に興味を持たれ、今では浄土真宗伝統の高座説教「東保流」の奥義をきわめられました。この度は、「東保流」所伝の一席を現代にマッチする形で、ご披露いただく予定です。ぜひお参りください。

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