節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2018年11月4日

報恩講・永代経近づく 廣陵師の節談
猛暑に続き、激しい台風に見舞われましたが、一気に秋を通り越して冬が近づいた感じです。台風21号では、高いビルの谷間にある御本堂の瓦がめくれる被害が出ました。まだ葺き替えて25年も経っていないのに、ビル風の威力を思い知らされたことでした。 11月23日午前10時半・午後2時、そして翌24日午前10時から、年間を通して最も大切な報恩講と永代経法要が営まれます。 今年の説教は、節談の第一人者 能登の廣陵兼純和上にお願いしております。笑いあり涙ありそして思わずお念仏のこぼれ出る節談を、心ゆくまでお聴聞くださいませ。

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