朗々たる節談(ふしだん)と お念仏の声ひびく寺

節談とお念仏の味わい 住職からのお便り

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節談とお念仏の味わい 住職からのお便り

節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2018年12月14日

報恩講・永代経 廣陵兼純師の節談
晩秋の冷え込みの中、報恩講・永代経法要が営まれました。ご門徒の皆さま、特に総代会・婦人会の皆様には、大変お世話になりました。今年は、若院が『御俗姓』を拝読、アメリカから帰国した娘がピアノを弾かせていただきました。能登の廣陵兼純先生には、ご遠方からご出講いただき、尊い節談をお聴聞させていただくご縁ができ、感謝の念に堪えません。 DSCN0581_R DSCN0587_R DSCN0595_R DSCN0602_R DSCN0612_R DSCN0619_R DSCN0624_R

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2018年11月4日

報恩講・永代経近づく 廣陵師の節談
猛暑に続き、激しい台風に見舞われましたが、一気に秋を通り越して冬が近づいた感じです。台風21号では、高いビルの谷間にある御本堂の瓦がめくれる被害が出ました。まだ葺き替えて25年も経っていないのに、ビル風の威力を思い知らされたことでした。 11月23日午前10時半・午後2時、そして翌24日午前10時から、年間を通して最も大切な報恩講と永代経法要が営まれます。 今年の説教は、節談の第一人者 能登の廣陵兼純和上にお願いしております。笑いあり涙ありそして思わずお念仏のこぼれ出る節談を、心ゆくまでお聴聞くださいませ。

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2018年9月3日

先立たれた人に導かれ・盂蘭盆会
猛暑の最中の8月15日、例年のように盂蘭盆会法要が営まれました。参詣者とご一緒に『阿弥陀経』をお勤めし、亡き人たちを偲ばせた頂きました。その後、味わい深い萼慶典師の節談を聴聞し、感動の内にお念仏を申したことでございます。まさに、先立たれ御仏となられた懐かしい方々のお導きに気づかせていただいたひと時でございました。

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2018年8月7日

炎暑お見舞申しあげます。盂蘭盆会ご案内
大阪の地震と西日本豪雨で始まった今年の夏。例年にない炎暑の毎日ですね。まずもって被災された皆様に衷心よりお見舞い申しあげます。そして、あらためて人間存在の無力さが、身にしみますね。 そんな中、有縁の皆様に助けられ、そしてご迷惑もお掛けしながら、お盆参りを続けさせていただいております。到着するかなり前から仏間にエアコンを入れてお待ちいただいているご門徒さん、ありがたうございます。 おつとめの声に「唱和」する蝉時雨(今年はまだツクツクボウシは聞こえません。)を耳にしながら、ふとお浄土の方々を思わせていただきました。 15日朝8時から、例年のように本堂で盂蘭盆会法要がございます。大阪壽光寺の萼慶典先生の節談です。ぜひご参詣くださいませ。

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2018年5月7日

聖徳太子会法要のご案内
5月13日(日)午後4時から、恒例の聖徳太子会法要をお勤めいたします。太子和讃の早引きをお唱えします。法要の後に、常例おつとめ勉強会もございます。ぜひ、お参りくださいませ。

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2018年4月2日

荒天の中のお聴聞・彼岸会法要
DSCN0495 DSCN0496 DSCN0505 DSCN0506 DSCN0507 DSCN0513 DSCN0515今年のお彼岸会は、真冬のような寒さと雨風が続く、荒れた天候になりました。それでも、遠近からたくさんの皆さんにお参りを頂き、ありがたいことです。お説教は、今年大学院博士課程を卒業され広島のお寺へ戻られる、淨謙惠照師にお願いしました。初めての高座布教とは思えないような素晴らしい音声と、堂々たるお取り次ぎでした。その後、ご門徒の木村麻奈未さんと友人の山田真一さんによるフルートミニコンサートを楽しませていただきました。今年は、仏教讃歌の他に、美空ひばりさんの名曲なども披露していただき、思わず皆さんも口ずさんでおられました。

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2018年3月15日

彼岸会法要にお参りください。
3月21日午後2時より、例年のように彼岸会法要をお勤めいたします。春の一日、亡き人々に思いをはせつつお寺に足を運び、お説教を聴聞致しましょう。今年は、法務員として3年間お勤めいただき、3月末でご自坊に戻られる浄謙寺さんに、高座でお取り次ぎ頂きます。また昨年に続き、ご門徒の木村麻奈未さんのフルート演奏がございます。お越しをお待ち致しております。

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2018年2月2日

おつとめ勉強会・葬儀を考える第3回
2月4日16時から、常例おつとめの勉強会が開かれます。葬儀について考える第3回目です。最初に、葬儀の現状と意味合いについてお話ししました。第2回は、臨終勤行(枕経)の意味と心がけたい点を学びました。今回は、納棺から通夜のあり方について考え、通夜のお勤めの和讃も稽古します。何もかも効率化と簡素化ばかりが先行する昨今、人生最後のご縁について、ともに学びなおしましょう。

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