節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2019年9月14日

台風接近の中盂蘭盆会
今年の8月15日朝の盂蘭盆会法要は、台風接近という心配な天候のもとで、お勤めさせていただきました。幸いこの時間、雨や風はありませんでした。大変な気象状況の中でご参拝いただいた皆様、本当に尊いことです。和田恭幸先生の東保「十方諸有章説教」をアレンジした一席は、現代人の心にも響くありがたい御縁でありました。書院には、ちょうどこの日が没後10年にあたる松林宗恵監督の書をかけ、ご生前の遺徳を偲ばせていただいた次第です。DSCN0709 DSCN0716 DSCN0720 DSCN0732

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