節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2013年8月14日

炎暑の中の盂蘭盆会・本願寺の「亀甲灯篭」
今年の暑さは、格別のものがあります。例年ですとお盆参りの途中でふと「秋」の風を感じることがありましたが、本年は連日じりじりとした「暑さ」にさらされています。14日の午後、法務が珍しく早く終わりましたので、布教に来ていただいている大分の西蓮寺様とご一緒にご本山にお参りいたしました。この時期にだけ飾られる両堂の余間の「亀甲灯篭」です。しばしお浄土の「清風」を感じたひとときでした。

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