朗々たる節談(ふしだん)と お念仏の声ひびく寺

節談とお念仏の味わい 住職からのお便り

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節談とお念仏の味わい 住職からのお便り

節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2013年11月24日

今を生きる仏教・報恩講、釈徹宗先生のおとりつぎ

23・24日の両日の秋晴れのもと、報恩講・永代経がお勤まりになりました。本年のご講師は、相愛大学教授の釈徹宗先生です。仏教と人生、真宗の特色、そしてご自身のNPO活動などに関して、大変わかりやすくしかも感動的に語られました。お参りの皆さんとともに現代に生きる仏教のあり方について、お味わいさせていただくことができました。

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2013年10月30日

報恩講にお参りしましょう!

今年も、報恩講の季節となりました。淨宗寺では、例年のように11月23日(土)午前10時半・午後2時、24日(日)午前10時の3回お勤めいたします。本年のご講師は、世界的な宗教学者として活躍中の釈徹宗博士(相愛大学教授・大阪府如来寺住職)です。身近なテーマからお念仏の教えを味わい深くお話しいただきます。皆様のご参詣をお待ちしています。

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2013年10月19日

永年のご教導に感謝!朝倉顕祥先生の訃報

2001年から12年間の永きにわたり、常例おつとめの勉強会にご出講賜った朝倉顕祥先生が、急逝なされた。今年の冬に大けがをされてから少しお年を召された感じで、心配をしておりましたが、9月の勉強会では相変わらずの正確な音程と節を拝聴し、これからも末永くお出でいただけるものと秘かに安堵していたのに・・・。先生のお話は、単におつとめの技法のみにとどまらず、いつもさりげなくそしてしんみりとご自身のお念仏の味わいを語ってくださいました。教学の理論だけを無味乾燥に勉強するのではなく、おつとめを声に出しておけいこし、同時にお念仏のぬくもりを感じていきたい、というこの常例法座の趣旨に沿って、はかり知れないほどのお導きをいただきました。本当に永い間にありがとうございました。あの語尾のあがる独特の江州弁を、もう聞くことができないのは残念ですが、お浄土よりお還りになり、私たちをご指導ください。南無阿弥陀仏。

 

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2013年10月13日

大津祭・草創期のご門徒塩屋治兵衛翁

今年も大津祭を迎えました。例年のように7名の門徒総代さんとご一緒に、塩屋治兵衛翁ゆかりの「西行桜狸山」を先頭に、帰路に就く13基の豪華絢爛な曳山をお迎えしました。「狸山」の代表の方から、「おかげさまで今年も無事に巡行の終盤を迎えることができました。」とのご挨拶を頂き、さぞお浄土の治兵衛さんもお喜びであろうと、感慨深いものがありました。

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2013年10月11日

第一回節談説教布教大会IN広島

来る10月18日午後1時から、広島西別院を会場にして、節談説教布教大会が開催されます。「安芸門徒」の伝統の地で開催されるご縁です。詳細は042-666-6038までお尋ねください。

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2013年9月16日

台風のお見舞ありがとうございました。
全国的に報道されておりますように、台風18号の通過に伴い昨夜から今朝にかけて大津市でも強い風と雨が続きました。JR琵琶湖線ののり面が崩れ運転見合わせ中の他、京滋を結ぶほとんどの交通網が遮断されたままです。大自然の猛威の前には、人間の力など本当に無力ですね。お寺の周辺は、写真のように木々の葉が落ちた程度で済みました。被災された皆様にお見舞い申しあげるとともに、早速にお電話などを頂戴しご心配いただいた方々に心より感謝いたします。

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2013年9月4日

秋風の中で・おつとめの勉強会のご案内
ことのほか厳しい暑さが続いた今年の夏も、さすがに9月に入り涼しい風を感じることができるようになりました。でも、各地の豪雨や竜巻、やはり地球の悲痛な叫びのように思われてなりません。9月8日(日)午後4時から、常例おつとめの勉強会が開かれます。ぜひお集まりください。

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2013年9月4日

節談説教研究会錬成会開かれる
去る8月20日、節談説教研究会の会員総会並びに夏季錬成会が、当山で開かれました。講師の藤野宗城・松島法城両先生はじめ、会員30名近くが参加。総会に先立ち、5月にご往生された関山和夫名誉会長と昨年急逝された北海道の古崎幸雄師を偲んで、追悼法要を営みました。錬成会では、14名の会員の皆さんが登壇され、20分の持ち時間の中で味わい深い節談を披露してくださいました。皆さんそれぞれに上達の跡が窺え、頼もしい限りです。単なる古典の台本から、ご自分の「お取次ぎ」に深化させていくのは、大変な努力が必要です。更なる研鑚を念ずるばかりです。

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