節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2022年8月20日

盂蘭盆会(第十二世坊守の初盆)
8月15日、いまだ第七波の感染拡大が収まらない中ですが、名前の順で2回に分けての盂蘭盆会法要をお勤めさせていただきました。 コロナ禍以降以降昨年までの2回は、3日間3回に分けてのお勤めだったので、外部のお説教者をお招きできず、住職がお取り次ぎさせていただきました。 今回は、久しぶりに大阪壽光寺の蕚慶典師の節談をお聴聞させていただきました。2部では有名な「初音の鼓」の物語から大悲召喚へと合法する因縁を伺った次第です。いく度聴聞しても、涙が滲みますね。 今年は、2月に往生した第12世坊守の法名も読み上げ、初盆のご縁も兼ねさせていただきました。お花やお供えなど頂戴した、島根浄泉寺様・博多萬行寺様など有縁の方々にも感謝申しあげます。 またいつもながら消毒や換気などに気を付けていただいた、総代さん婦人会の皆様にも、お礼申します。

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