節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2017年11月11日

報恩講・永代経=釈徹宗先生のお説教
秋の深まりとともに、一年最大の行事である報恩講・永代経のご縁が巡ってまいりました。11月23日午前10時半~と午後2時~、そして24日午前10時~の三座営まれます。本年のお説教は、釈徹宗師のお取り次ぎです。釈先生は、大阪如来寺ご住職の重責を果たしつつ、相愛大学教授として比較宗教学を研究される傍ら、グループホーム「むつみ庵」や現代版寺子屋「錬心庵」などを主宰し、仏教の将来に向けた多彩な可能性を実践される稀有な存在でいらっしゃいます。本年に入ってから、「河合隼雄学術賞」「仏教伝道文化賞・沼田奨励賞」を相次いで受賞されました。またとないご縁ですので、ご門徒の皆様には、ぜひご参詣くださいませ。

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