朗々たる節談(ふしだん)と お念仏の声ひびく寺

節談とお念仏の味わい 住職からのお便り

HOME 2017年

節談とお念仏の味わい 住職からのお便り

節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2017年12月27日

歳の初めのお寺参り・元旦会
例年にない寒さの中、年の瀬を迎えようとしています。恒例となりました元旦会、1月1日午前10時よりお勤めさせていただきます。正信偈・現世利益ご和讃の勤行の後で、住職が年頭の高座説教を行います。ぜひ、ご参詣くださいませ。

ページの先頭へ

2017年12月3日

報恩講・永代経
IMG_0338IMG_0363DSCN0400DSCN0387DSCN0394IMG_0360 心配された雨も朝方には上がり、報恩講・永代経の法要が営まれました。釈徹宗先生のお取り次ぎに、一同感動いたしました。婦人会・総代会の皆様には、前日の準備から三日間、お世話になりました。

ページの先頭へ

2017年11月11日

報恩講・永代経=釈徹宗先生のお説教
秋の深まりとともに、一年最大の行事である報恩講・永代経のご縁が巡ってまいりました。11月23日午前10時半~と午後2時~、そして24日午前10時~の三座営まれます。本年のお説教は、釈徹宗師のお取り次ぎです。釈先生は、大阪如来寺ご住職の重責を果たしつつ、相愛大学教授として比較宗教学を研究される傍ら、グループホーム「むつみ庵」や現代版寺子屋「錬心庵」などを主宰し、仏教の将来に向けた多彩な可能性を実践される稀有な存在でいらっしゃいます。本年に入ってから、「河合隼雄学術賞」「仏教伝道文化賞・沼田奨励賞」を相次いで受賞されました。またとないご縁ですので、ご門徒の皆様には、ぜひご参詣くださいませ。

ページの先頭へ

2017年8月27日

雨の中のお聴聞・盂蘭盆会
例年と同じく、朝の涼しいうちにお勤めしている盂蘭盆会。今年は雨になりました。それにもかかわらず、千葉県や大阪からもお参りいただき、厚くお礼申しあげます。お説教の和田恭幸先生には、伝統の東保流の口調を随所に散りばめながら、現代の私たちにもわかりやすく、楽しいお話を頂戴いたしました。お参りの方からは、大学の国文学の教授だけでなく、説教者として第一線でご活躍頂ける、との声があがっておりました。DSCN0363DSCN0359DSCN0338DSCN0341DSCN0352DSCN0348DSCN0357

ページの先頭へ

2017年7月18日

築地本願寺節談説教布教大会&節談説教研究シンポジウム
来たる9月12日・13日、東京の築地本願寺において、節談説教研究会結成十周年記念の研究シンポジウムと布教大会が開催されます。今回は、参加いただく方の便宜をおはかりして、優先席も準備させていただきます。詳しくは、研究会事務局042-666-6038までお問い合わせください。(なお、淨宗寺有縁の皆様には、大津から日帰りのツアーを計画しております。)

ページの先頭へ

2017年6月30日

命のうまれゆく世界・お浄土
CIMG1392 この写真は、今年の冬に参拝させていただいた、インド祇園精舎の西に沈みゆく美しい夕日の光景です。お釈迦さまは、この地で、西方に命のうまれゆく世界があるとお示しになられた『阿弥陀経』をお説きくださった、とされています。しかし、明治以降の日本では、急速な「近代化」に合致するように、むりやりにこの命のうまれゆく死後のお浄土の世界を、こざかしい人間の知識の中で解釈しようとしてきました。その結果、日々の生活の苦悩の中で、理屈抜きにお念仏をよろこんできた人たちに支えられてきたはずの浄土教の教えが、一部の知識人だけの冷たい哲学に変わり果ててしまったのではないでしょうか。お盆が近づくと、懐かしい方々のことが思い出されます。一年一年歳を重ねると、ご縁の深い方との別れを経験するものです。この一年の間にも、襖絵を製作してくれたアメリカ在住の従弟の市川裕径画伯・数々の写真撮影でお世話になった森谷洋至先生が、お浄土へ旅立ってゆかれました。だからこそ、先立っていかれ今はお浄土にまします数多くの方々から、つねにお見守りいただいているという仏祖のお言葉が、深く身にしみいりますね。

ページの先頭へ

2017年6月30日

盂蘭盆会・炎暑の中、涼風のようなお聴聞を。
今年の梅雨は、急な豪雨が多いですね。 例年のように、8月15日の朝8時から、盂蘭盆会をお勤めさせていただきます。今年のお説教は、龍谷大学教授の和田恭幸師にお願いいたしました。和田先生は、江戸時代から続く東保流を学ばれ、その研究と継承にご精進いただいております。朝の早い時間ですが、一人でも多くの皆様とご一緒にお参りさせていただきましょう。

ページの先頭へ

2017年4月2日

伝統の高座説教とフルート演奏・彼岸会法要
DSCN0300 DSCN0321 DSCN0322 DSCN0327 DSCN0330 DSCN0332 穏やかな天候に恵まれた春分の日、恒例の彼岸会法要が営まれました。阿弥陀経のお勤めに続き、神田光憲師の格調高い高座説教を聴聞させていただきました。 その後ガラッと雰囲気を変えて演奏していただいた、木村麻奈未さんによるフルートの音色は、胸にしみましたね。「真宗宗歌」・「恩徳讃」をはじめ、「川の流れのように」などのなじみ深い曲も加えていただき、皆さんとともに思わず口ずさんでしまいました。 電子ピアノ伴奏をしていただいた相愛大学時代のお友達である山田さんにも、お礼申しあげます。

ページの先頭へ

アーカイブ