節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2018年9月3日

先立たれた人に導かれ・盂蘭盆会
猛暑の最中の8月15日、例年のように盂蘭盆会法要が営まれました。参詣者とご一緒に『阿弥陀経』をお勤めし、亡き人たちを偲ばせた頂きました。その後、味わい深い萼慶典師の節談を聴聞し、感動の内にお念仏を申したことでございます。まさに、先立たれ御仏となられた懐かしい方々のお導きに気づかせていただいたひと時でございました。

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