節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2021年8月21日

太子堂の切り絵・橋本一道師のご奉納
足かけ一〇年近く、法務員さんとしてお世話になってきた橋本一道師(北海道室蘭市光昭寺後住・龍谷大学講師)が、聖徳太子一四〇〇回遠忌を記念して、松葉太子(江里康惠大仏師・佐代子先生謹作)のお姿を中心として、親鸞聖人の聖徳太子をたたえた和讃を周囲にアレンジした、精巧な切り絵をご制作賜り、この度淨宗寺にご奉納頂きました。法隆寺拝領の楠材で刻まれた希有の尊像をお荘厳いただく寺宝が、また一つ増えました。ありがたいご縁であります。北海道の光昭寺様と大津の拙寺、距離的に遠く隔たっていても、末永いお付き合いを賜りたいものです。

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2021年8月19日

豪雨の中分散化した盂蘭盆会
コロナ禍に加え災害級の豪雨の中、三日間にわたり盂蘭盆会をお勤めさせていただきました。皆様の中には、道路事情などでお参りいただけなかった方も、大勢居られたかと思います。また、あらかじめ法名をお知らせいただいた方々のお名前も読みあげ、読経いたしました。説教は、短時間の制約の中ですが、住職がお取次ぎ申しあげました。イス消毒などご尽力賜った総代会・婦人会スタッフの皆様に、改めて感謝申します。来年は、平常通りお勤めできることを、念じるばかりです。合掌

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2021年8月5日

盂蘭盆会法要の分散化について
一昨年まで一度に大勢の方にお参りいただいてきた盂蘭盆会。今年も感染拡大・蔓延防止重点措置が続く情勢下にあって、三回に分けてお勤め致します。八月十三日はお名前タ行からワ行の方・八月十四日は同じくア行からサ行の方・そして十五日には今年初盆をお迎えの皆様に、それぞれ分散してご案内させていただきました。時間はいずれも朝八時からです。読経・法名拝読・説教・総代挨拶まで含めて、およそ三十分で営みたいと思います。ご参詣の皆様には、マスク着用・本堂入り口での手指消毒など、感染予防にご協力くださいませ。何かとご不便をおかけいたしますが、ご協力の程伏してお願い申しあげます。合掌

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