仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。
笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。
淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。
2026年6月29日
大津組実践運動研修会・平和を考える
去る2月7日、大津組実践運動門徒寺族僧侶研修会が、大津組事務所である淨宗寺を会場として開催されました。
今回のテーマは、念仏者が社会と関わる際の重要な課題となる「平和」について考えました。淨宗寺には、戦争末期に「強制疎開」の名のもとに破却され廃絶してしまった旧光現寺の本尊が安置されています。最初に組内僧侶全員が年齢順に外陣に着座し、全ての戦没者を追悼する法要を営みました。戦争によって数奇な運命をたどった仏様の前で、一同非戦の誓いをともにさせていただいた次第です。つづいて、お隣の願海寺住職である浄土宗平和協会の廣瀬卓爾先生から、かつて仏教教団が時局に迎合し、仏祖の教とは異なる戦争協力に走ってしまった歴史をお話しいただきました。最後に、組内の最長老栄泉寺の獅子堂芳雄住職から、戦争へと突き進む自身の少年時代、耳に焼き付いている歌を通じて、知らず知らずの内に戦争に呑み込まれていった貴重な体験を聞かせていただきました。今だからこそ、実に重たい先人からのメッセージを胸にきざみたいものです。





