節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2022年3月23日

久しぶりのフルート演奏・彼岸会
3月21日、彼岸会法要が営まれました。いまだ第6波終息も見通せない中ですが、今回も2部に分けての短時間のご法座とすることによって、参詣者の分散化をはかりました。おかげさまで外部のご講師をお招きしてのお説教と、久しぶりのフルート演奏を聞くことができました。皆様のご協力、本当にありがとうございます。お勤めの調声は、22日に室蘭のご自坊に帰られる橋本一道師。お説教は、近世日本文学の研究者でもあられる和田恭幸龍谷大学教授に、東保流伝持の蓮如上人湖水渡りの物語をご披露頂きました。最後に、ご門徒で相愛大学卒業生の木村麻奈未さんご夫妻によるフルート演奏をお願い致しました。それぞれ短時間のご縁で、換気のため少し肌寒い中でのお聴聞のご縁となりましたが、温かなお念仏の声がこぼれるひとときとなりました。合掌

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