節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2020年2月20日

前住職・直林孝庸師三十三回忌、彼岸会法要のご案内
本年は、1988(昭和63)年に往生された、前住職の三十三回忌にあたります。世英院釋孝庸師は、50年の長きにわたり住職を勤められる傍ら、宗門立の龍谷大学教授として、英文学の研究と教育にあたられました。そんな先師を偲び、ご門徒の皆様とご一緒に、5月17日(日曜日)14時から(感染症予防のための新日程)、年回法要をお勤めさせていただきます。お説教は、はるばる佐賀県からお越しいただく塚本慈顕師の節談を、お聴聞させていただきます。参詣者には、昨年現住職が一般向けの新書として出版した『妙好人・日暮らしの中にほとばしる真実』(佼成出版社)を、記念品として用意させていただきました。ぜひ、ご参詣お聴聞くださいませ。

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