仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。
笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。
淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。
2015年5月20日
新緑の聖徳太子会
10日、まばゆいばかりの新緑のもと、聖徳太子会と常例おつとめ勉強会が行われました。当山の太子像は、法隆寺境内に育った楠の古木に、江里康慧大仏師・佐代子先生が渾身の技を込めてご制作賜った尊いお姿であります。
当日は、たくさんの皆様と親鸞聖人の『皇太子聖徳奉賛』11首を読誦したあと、ご本堂で釈宣寿師のご指導を受けました。和讃のお稽古だけでなく、そのお心をお聴聞させていただき、ありがたいご縁でありました。単に頭の中で考えるだけでなく、仏祖のお言葉を声に出してお唱えすることの大切さを感じるばかりです。
次回はお盆明けの9月13日の16時からです。ぜひお参りください。