節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2013年4月14日

モクレンの花に亡き師を偲ぶ
春の訪れとともに、境内のいろいろな花たちが、順番を競うように咲きはじめました。蝋梅・椿に続き、本堂の前のモクレンが白い大輪の花をつけてくれました。今から17年前の1996年に、故朝枝善照教授とご一緒にアメリカのボストン美術館に出講させていただいた折、急激に気温が上昇したボストンの街は、あっという間にモクレンの花盛りになりました。帰国後その思い出にと植樹したのが、このモクレンなのです。早いもので朝枝博士も今年が七回忌、来週は先生のご自坊での法要にお参りさせていただきます。

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