節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2013年1月1日

新春を迎えて・極寒の中の元旦会
新年おめでとうございます。元日の午前10時から恒例の「元旦会」法要が営まれました。今年は、厳しい寒さの中でも好天に恵まれ、本堂一杯のお参りでした。ありがたいことです。『正信偈』「現世利益和讃」のお勤めの後、説教は住職がさせていただき、最後に「恩徳讃」を唱和しました。今年一年、 お互いに悲しみ苦しみの中でも、お念仏を大切にしていきたいものです。

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