仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。
笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。
淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。
2012年8月15日
盂蘭盆会・涼風にこだまするお念仏
昨14日の豪雨も一段落した15日朝8時より、例年のように盂蘭盆会が勤まりました。
本年のお取次ぎは、大分県西蓮寺の杜多晃證師。「親鸞聖人雪中枕石の段」を語っていただきました。本当にありがたいお説教に一同感激した次第です。
100余名の参詣者と共に、亡き人を偲びながら、心静かにお念仏申しました。