節談(ふしだん)とは

仏教における人々の情感に訴える布教のながい伝統をふまえ、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一節には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。

笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教をぜひ、一度ご聴聞ください。

淨宗寺住職は、節談の研究にとりくみ、2007(平成19)年7月の「築地本願寺節談説教布教大会」の企画に加わり、現在この伝道技法の研究と現代への再生を目指しています。

2014年1月30日

住職著書『名人木村徹量の継承者・神田唯憲の節談』近刊

この度、住職5冊目の著書となる『名人木村徹量の継承者・神田唯憲の節談』を、東京の節談説教研究会より出版の予定です。これは、大正から昭和期にかけて活躍した1人の布教家の記録をひもとき、その歴史的位置についてまとめたものです。特に付録の説教録音CDは、すばらしい節談であります。ぜひ、手に取ってお読みお聞きいただきたく存じます。

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